暮らしになじむ伝統

手仕事の扇子

Slideshow Image 1

暮らしになじむ伝統

手仕事の扇子

Slideshow Image 2

暮らしになじむ伝統

手仕事の扇子

Slideshow Image 3

暮らしになじむ伝統

手仕事の扇子

Slideshow Image 4

扇子

 
 
 
 
 

商品について

千年の工芸を、デザインで受け継ぐ

このコレクションは、香港の蒸し暑い夏にいつも竹扇子を手にしていた、祖母への想いから生まれました。

扇子を見るたびに思い出すのは、母や祖母が子どもをそっと扇いでいるあの風景。どこか懐かしく、愛おしい光景です。

折り畳み扇子は、800年頃の日本で生まれ、以来千年以上にわたりアジアとヨーロッパで実用と美の象徴として愛されてきました。子どもの頃から、そのしなやかで機能的な美しさに心を奪われていました。

このコレクションは、扇子に新たな息吹を。現代的な色彩と感覚で、温暖化が進む時代にその価値を改めて届けます。

中国・安徽省、竹の産地に根ざした160年の歴史を持つ六代目の職人と共に、この手仕事の文化を次の世代へ繋いでいきます。

工芸パートナー

六代続く、創業160年の扇子工房

60を超える工程を経て、一本の扇子が生まれます。
森での竹の選定から始まり、竹を細いひごに割り、生地にシルクスクリーン印刷を施し、手縫い、折りたたみ、そしてその間にある数々の工程へと続きます。扇子とは、そのたたずまいに反して、驚くほど奥深い工芸品です。

Otelierの扇子は、中国・安徽省の扇子工房との協働から生まれています。安徽省は中国有数の竹の産地であり、かご細工や扇子づくりなど、竹工芸が古くから人々の暮らしに根づいてきた土地です。

六代続くこの工房は、長年にわたり数々の賞を受けてきました。オーナー自身も幼い頃から職人の技に親しみ、技術を受け継いできたひとりです。

現在工房で働く職人の多くは、二十年以上この仕事に携わっています。最年少でも四十代を超え、竹の栽培から骨づくり、最後の折り工程に至るまで、それぞれが専門の工程を担っています。

長い年月をかけて、ひとつの技と静かに向き合い続ける。その丁寧な手仕事は、一本一本の扇子にも表れています。

将来について尋ねると、オーナーは「この産業があと十年続くかどうか分からない」と話します。若い世代は、職人という仕事にも、村での暮らしにも、以前ほど関心を持たなくなっているそうです。

それでも、受け継いでいきたい手仕事があります。

Otelierは、現代の色彩や感性を通して、こうした工芸に新たな形で光を当てたいと考えています。そして今もなお、その技を守り続けている職人たちの存在を、多くの人に知ってもらいたいと願っています。